小児障がいに対する医療マッサージ
大きな都市部では広まりつつありますが、地方では、まだほとんど 知られていないのが現状です。GRITTER式マッサージとは小児障がいマッサージの第一人者、青山かほる先生と小児専門理学療法士が開発した小児に特化したソフトなマッサージです。小児科のドクター、小児リハビリ医、小児リハビリ専門の理学療法士、大学病院のドクターが安全性と効果を認め推奨するほどです。当院は青山先生の技術指導を受け技術認定された認定院です。
小児障がいに対する医療マッサージの主な効果
- 筋肉の緊張が緩むことで、関節等を動かしやすくなる
- 側弯や尖足などの変形を予防、緩和する
- ストレスホルモンを減少させるため、精神的に落ち着く
- 免疫力がUPしたり、痛みが軽減したりする
- 睡眠の質が改善する
- 血液循環や消化が改善する
- 便通が良くなる
- 脳内マップ(ボディーイメージ)が強化され、自分で身体をコントロールしやすくなる
小児障がいの主な対象症状
- 脳性麻痺(CP)
- 脳室周囲白質軟化(PVL)
- 筋ジストロフィー(CMD)
- てんかん
- 染色体異常
小児障がいにおけるマッサージの脳内マップ構築とは?
障がいを抱えている方は脳の指令系統に何かしらの異常が見られます。脳の指令系統の異常により、手足の位置関係や温度の感覚に異常があり無意識的に身体を緊張させたり(過緊張)動かしたいのに指令が届かず緩んでしまう(低緊張)状態になります。そこでマッサージを行うことによって脳の指令系統に再教育を行って例え脳に障がいがあっても違う経路を再構築し、指令を出せる環境を整えていく。ここに違いがあります。語りかけながら指先、足先の末端までやさしいマッサージで体の位置関係やいろいろな感覚、刺激を感じて頂きます。反復する施術により、基本的な五感の感度上昇から、体幹支持、巧緻動作や言語回復、学習や運動に対する指令系統を再構築します。初回の問診時に、まずご家族の希望する目標やゴール(例:麻痺や尖足の軽減・変形の予防・てんかん発作の回数減少など)を聞かせていただき、お子様の体の状態をしっかり診させていただいたうえで、話し合い納得して施術させていただきます。医師による診療、PTやOTによるリハビリと併用することで、更に充実したケアを行うことができます。実際、当治療院が所属する協会では、マッサージを受けてきた子とそうでない子の間で、症状の経過に大きな違いが見られています。
ベビーマッサージなどとの違い
ベビーマッサージ | 一般の治療院での マッサージ |
小児障がい医療マッサージ | |
施術者 | 親 | 国家資格者 | 国家資格者 |
対象 | 我が子(乳幼児) | 大人 | 障がい児 |
目的 | 親子のスキンシップによる心身の健全な発達 | 血流改善によりコリや痛みを軽減 | 変形の予防や脳内マップの構築支援による運動機能の改善 |
手技の特徴 | 優しく撫でる | 痛気持ち良いぐらいの指圧や強揉み | 適度な圧で瞬時にほぐしながら感覚を刺激 |
倉敷市の方はマッサージにかかる施術費の一部が助成されます。
※申請が必要です詳しくはご確認くださいhttp://www.city.kurashiki.okayama.jp/9789.htm
詳しくはホーム画面の訪問エリアの地図でご確認ください。